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顔のシワ・たるみ
トータルケア
~複合治療のすすめ~
なぜ歳を重ねると人の顔はシワやたるみができたり、メリハリがなくなってくるのでしょうか?
まずは、土台となる骨から考えていきましょう。
《骨》
骨は年齢とともに、造骨機能が落ちたり、カルシウムやビタミンDの不足から新しい骨が作られなくなり、萎縮する(減ってしまう)ため、骨の隆起(凸凹)がなだらかになります。
つまり、出っ張りはなだらかに、凹みはさらに拡大します。
そのため
額、コメカミは凹んでしまい、
眉間、頬(ほほ)骨は平らに、
目の周りの骨と鼻の穴は広がり、
アゴの骨も出張りが減り、短くなります。
こうして老人顔といわれる『顔面崩れ』の土台が完成します。
次に、骨の上に存在する筋肉
《筋肉》
顔を覆う筋肉同士は、表情や飲食・発声・視覚・嗅覚・聴覚などにも関係しているため、とても繊細で複雑な構造や関係性を持っています。
これらの筋肉や、筋肉の表面を覆う筋膜が、年齢と共に薄くなったり緩んできてしまうため、浅くなってしまった顔面の骨からズリ落ちてきます。
《皮下脂肪》
年齢を重ねると、大抵の方は顔面の脂肪が少なくなります。しかも、脂肪自体の水分量やハリがなくなることで、重力でたるみます。
顔面の脂肪の量がしっかりある方もいらっしゃりますが、そういう方もその脂肪の重みでたるみの原因となる場合が多く見られます。
《リガメント》
リガメントとはいわゆる靭帯のことで、骨や筋膜と、皮膚・皮下組織・表情筋をつないで、骨の上の皮膚や筋肉、皮下脂肪がズレないようにしています。
骨に乗っているお面 (皮膚、皮下組織や筋肉など) を、硬いゴム (リガメント) でズレないように引っ張っているようなイメージです。
本来は、このリガメントが顔の組織の可動性を持たせながら、顔面の骨にしっかり固定させています。
このリガメントが、老化によってゆるんでしまうと、その上のお面部分の組織が下がって全体的にゆるんでしまい、ブルドッグのように垂れ下がったお顔が出来上がってしまいます。
しかも、リガメントが皮膚に付着している部分は、ある程度引っ張られたままなので、その部分が溝となり、これがゴルゴ線や法令線、マリオネットラインを形成してしまいます。
《皮膚》
皮膚は顔の表面を覆う、いわば『カバー』のような存在ですが、その下にある脂肪や筋肉などの組織の重みやたるみとともに伸びる上に薄くなります。
そのため、皮膚の下の組織のたるみを直に反映し、たるみやシワ(みぞ)とともに小じわの原因にもなります。
対処法
骨の萎縮
骨の凹みの唯一の対処法は、比較的硬めの「ヒアルロン酸注入」と言っても過言ではありません。
凹んでしまったホホ骨やエラ部分、アゴの先端に注入することで、減ってしまった骨を補い、顔面全体が引っ張られ、ハリが生まれることで、たるみによって出来たシワや凹みが目立たなくなります。
もちろん、顔にメリハリも生まれます。
ヒアルロン酸注入のために『MDコード』が開発され、この部位に注入することで以下のお悩みに効果的となりました。
対象(注入部位)
- 二重アゴ (Jw1~4)
- マリオネットライン (Jw1~3, M1~3)
- ほうれい線 (Ck1~5, NL1~3, Jw2)
- ゴルゴ線 (Ck1~4)
脂肪の減少
脂肪の減少にも「ヒアルロン酸注入」は有効です。
凹んだ部分にヒアルロン酸を注入することで、自然な若々しさを生み出すことができます。
対象(注入部位)
- 頬の凹み (Ck1~4)
- 口周りの凹み (CK4, 5, C1)
(MDコード: ピンクの丸い囲い部分)
リガメントのゆるみ
リガメントのゆるみには、何と言っても「HIFU(ハイフ)」です。
ハイフで筋膜(筋肉の膜)に超音波の熱を照射することで、筋肉のゆるみをカバーしましょう。
また、「ヒアルロン酸」をリガメントの直下にに注入して支えることで、下垂した組織全体を持ち上げて、顔の皮膚、皮下組織、表情筋の下垂をもとに戻すこともできます。
筋肉
筋肉のたるみによってできたシワやたるみは、目の周りや口周りであれば、「ボトックス®︎」で下垂に対抗して、引き上げることができます。
対象(注入部位)
- 額の横ジワ
- 眉間の縦ジワ
- 鼻根の横ジワ
- バニーライン
- 目尻のシワ
- 口角下垂
- アゴの梅干ジワ
- 首の縦ジワ
皮膚のたるみ ・ 小じわ
皮膚のたるみには、高周波やレーザーがおススメです。
皮下脂肪の厚い方には、脂肪もある程度ボリュームダウンできる高周波「ボルニューマー」が、薄い方には「Fotonaレーザーリフト」がおススメです。
目の下や口周りには、「フローラ注射」や「スネコス」、「プロファイロ」などの肌育ブースターで、皮膚の厚みとハリを持たせることで、シワが目立ちづらくなります。
ヒアルロン酸注入
日本ではこれまで、シワやほうれい線の凹みに沿ってヒアルロン酸の注入をおこなってきました。
しかしこのような方法では、一時的に注入部位が盛り上がるものの、全体的な若返りは望めず、また顔全体のたるみが進行することによって、効果も短期的。
近年、ヒアルロン酸の注入の長い歴史をもつ欧米(とくに北米、南米)では、しわ、たるみの原因そのものに対しての治療をおこなう3D(スリーディー)注入法 (MDコードを利用)がおこなえるようになり、日本を含むアジア諸国にも紹介されてきています。
3D(スリーディー)注入法では、単にしわを伸ばすだけではなく、特定部位にヒアルロン酸を注入することで、顔の全体的なリストアップをおこない、見かけの年齢を5~7歳程度若く見せることを目的としています。
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